FILM LAB : iPhoneをフィルムカメラに変身させるアプリ

 以前紹介した、これからリリースされるiPhone写真アプリに期待の記事で書いたうちの2つ、SwankoLab [iTunes]iconとFILM LAB [iTunes]iconが今日登場。素直にうれしいところなのですが、一度に来なくても?と言うのが本音です。まだSwankoLabはちょっとしか使っていないので、β版から試させてもらっていたFILM LABから紹介させていただきます。
 このアプリ、以前紹介したレトロカメラの開発元で、そのレトロカメラのテクスチャーの部分を省いたものになっていますが、それ以上に高解像度に対応されたのが個人的に嬉しいところです。レトロカメラだと320×480でFlickrなどにアップロードするとやはり小さくて海外からも高解像度を希望する声が多かったと思います。それゆえ使用頻度も自然と下がってきたのですが、このFILM LABでは、そこをクリア。価格もレトロカメラの半額になっています。レトロカメラ自体も高解像度対応されるそうでこちらも楽しみ。

サポートサイトは下記になります。
● FILM LAB – Japanese
App Storeでは写真カテゴリーにあります。
FILM LAB – CLBITZ Ubiquitous Communications Inc.

 機能をフィルムエフェクト+αで微調整の数はレトロカメラより少ないですが、それだけ簡単に使えるようになっています。起動したときにツールチップ表示で親切。このツールチップは慣れてくると結構邪魔になってきますが、そこは設定で消すこともできるようになっています。画面下がメニューになっており、左から1番目は写真撮影、カメラロール/写真アルバムからの取込、保存。その右はアンドゥ(元に戻す)。その右はリドゥ(やり直し)。その右はエフェクトがかけられるツールボックス。一番右はその他(設定)になっています。

 下の画面は、画面メニューをタップしたときに表示されるメニューで左から写真の取込と保存、ツールボックス、その他(設定)です。設定では、先ほど述べたツールチップの表示/非表示、写真サイズは9種類(480,640,800,1024,1280,1600,2048,2560,3200)から選べます。フィルムシミュレーション、ぼかし・シャープネスの設定もここでできます。なお注意点ですが、写真サイズが大きいと処理に時間がかかります。

 こちらは上の設定での写真サイズの選択画面です。iPhoneの写真サイズより大きいサイズの対応はデジカメなどで撮影した写真など取り込んで使えますね。iPhoneで撮った写真だけだとAutoStitchなどパノラマアプリで作成した写真サイズが2048pxを越えたりしますが、そこでも最大3200pxで、あまり小さくならずにエフェクトをかけて保存できるのが嬉しいところです。なお元の写真が小さくて、ここの指定を大きくしても写真が引き延ばしされないようになっています。

 ここからはツールボックスの機能の説明になります。フィルムシミュレーションは全部で79種類あります。フィルムによって違いが出るのは知っていますがフィルム自体私はあまり詳しくないので見ていて勉強になります。ここではAgfa Optima, Fuji Provia 100F,Polapan(パープル)のスクリーンショットを出していますが、全部のスクリーンショットを並べるのは挫折しました(笑)他にもEPPハイコントラスト,Fuji Sensia,Kodak E200S,Lomoをかけあわせた感じなどなど、とにかくそのエフェクト見てるだけでも楽しめます。

 明るさ・コントラストはスライダーでの調整になります。暗い-明るい、ぼんやり-くっきりの表現は分かりやすいと思います。
 カラー演算に関しては私は全然分からないですが、その都度効果が見れるので分かりやすいです。このカラー演算は、全部で18種類(加算・乗算・反転・スクリーン・オーバーレイ・ハードライト・ソフトライト・ビビットライト・リニアライト・ピンライト・覆い焼きカラー・覆い焼き(リニア)・焼き込みカラー・焼き込み(リニア)・比較(暗)・比較(明)・差の絶対値・除外)あります。

 色相・彩度、シャープネス、ぼかしはどれもスライダーでの調整になります。

 高機能版のレトロカメラがどのようになるかも楽しみなところです。ただ1点残念なところがあって、iPhoneで撮った写真が横に長いとエフェクトをかけて保存した写真が90度回転した形で保存されてしまいます。Photogene [iTunes]iconなど回転できるアプリを使えば元に戻せますが、ここの部分は修正してもらえると嬉しいです。またFILM LABを終了して再度起動した時には、前回選んでいた写真が表示されるようになっています。(次回のアップデートで修正されるそうです。)

 ちょうどPhotogeneで明るさ調整してた写真をこのFILM LABで処理したのがこの写真です。日曜日に出かけたときに撮った桜ですが、自分のイメージ通りのものが出来たかなという感じです。まわりのBlurはワイドレンズを付けて撮ったのでこうなっています。

Full bloom

 iPhoneで撮った写真は同じアプリ使っていれば同じような写真が出来上がるのが良い点だと思っています。また出来上がった時に自分のイメージしたものが目の前に出てくるとすごくうれしくなります。

 iPhone OS 4の話が出ていて、もうワクワクしているのですが、やっぱり4というバージョンなだけに新しいiPhoneも出てくると信じてます。個人的にはカメラの機能アップも欲しいところなのですが、それよりもバッテリーがもう少しもってくれるといいなと思っています。
アップル、4月8日に iPhone OS 4プレビューイベントを開催 – Engadget Japanese

ARCHエンジニア(本職)、写真人、ライター、レビュアー

投稿者プロフィール

1994年からインターネット開始とともにホームページも開始(長くなるので省略)。iPhoneはiPhone 3Gから毎年切り替え派。写真の原点もここから始まり。海外・国内問わずiPhoneで撮った写真を提供し、iPhoneographyのキーワードを発信しながら普及活動も兼ね作品を出品。2015年 Apple World Gallery、Shot on iPhone 6(iPhone 6で撮影)で東京タワーの写真を提供、世界中のビルボード、新聞、雑誌に掲載。アプリや雑誌などにも寄稿してます。

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