iPhone 11 Pro(iOS 13)に対応した撮影に便利なカメラアプリ7選

 タイトルにはiPhone 11 Proと書いていますが、iPhone 11 Pro Maxでも同じように使えると思います。今回は撮影に特化した(撮影に力入れてる)カメラアプリの紹介です。標準のカメラアプリには無い機能を持ったカメラアプリになります。モノクロのみやフィルターを通したカメラアプリは今回省いています。紹介する順番は特に意味はありませんがレビュー用のスクリーンショットは撮れなかったので、また後日アプリ単体のレビューの時にでも紹介したいと思います。

1. CameraーM


CameraーM
カテゴリ: 写真/ビデオ
掲載時の価格: ?490

iPhone/iPad/Apple Watch
 このアプリが出た当時から使っていました。最初はマニュアルカメラだけであまり機能は無かったんですが、マニュアル撮影が楽で使ってました。今ではどんどん機能が増えていき、かなり使えるカメラアプリになっています。

CameraーMの特徴

  • マニュアル操作(フォーカス・ISO・露出・色温度)
  • 3レンズ(Wide,Ultra Wide,Tele)マニュアル切替可能
  • 3レンズ(Wide,Ultra Wide,Tele)同時3枚撮影(3画角も液晶に表示)
  • フォーカスや露出アンダー/オーバーなエリアをリアルタイム表示
  • 保存できる画像フォーマットはRAW/HIGH HEIF/HEIF/HIGH JPG/JPG/PNG/TIFF
  • ウィジェットやApple Watchでは日の出/日の入りや太陽の位置を知らせてくれる機能
  • 他にも撮影のサポートをしてくれる機能が豊富
  • ※Ultra WideのマニュアルフォーカスはiOS 13でサポートされていないようです。

    2. Moment – Pro Camera


    Moment – Pro Camera
    カテゴリ: 写真/ビデオ
    掲載時の価格: ?730

    iPhone/iPad/Apple Watch

     いち早く3レンズに対応したカメラアプリ。自社の外付けレンズにも対応できるよう工夫されていますが、マニュアル撮影で楽しめるようになっています。

    Moment – Pro Cameraの特徴

  • マニュアル操作(フォーカス・ISO・露出・色温度)
  • 3レンズ(Wide,Ultra Wide,Tele)マニュアル切替可能
  • フォーカスや露出アンダー/オーバーなエリアをリアルタイム表示
  • スローシャッター撮影可能でMOTION BLUR/LIGHT TRAILSの指定が可能
  • 保存される画像フォーマットはHEIF/JPGでクオリティが各々3種類指定可能
  • ムービーも同じようなマニュアル操作が可能
  • 設定したパラメータをプリセットとして登録・呼出が可能
  • ※Ultra WideのマニュアルフォーカスはiOS 13でサポートされていないようです。

    3. Hydra ? Amazing Photography


    Hydra ? Amazing Photography
    カテゴリ: 写真/ビデオ
    掲載時の価格: ?610

    iPhone/iPad/Apple Watch

     正直、このアプリはiOS 13に対応しないかなと思っていただけに嬉しいアップデートでした。複数の写真を撮って合成するアプリです。手持ちでも結構大丈夫です。

    Hydra ? Amazing Photographyの特徴

  • 3レンズ(Wide,Ultra Wide,Tele)マニュアル切替可能(ズーム/ビデオ-HDR以外)
  • 単一の高画質画像 (少ないノイズ、より多いハイライト/シャドウ) を作るために 60 フレームまでをマージして出力
  • 12メガピクセルのセンサーの限界を超えて、32 メガピクセル高解像度画像を処理
  • HDR、ビデオ-HDR、低光量、ズーム、ハイレゾの5つのキャプチャモード
  • HDRモードは、20枚もの画像を取り込むことによって、最も困難な照明条件下でも画像を処理
  • 低光量モードは、複数の画像をマージし、より良い画質を提供するために光量を 10 倍に増幅して、センサーノイズを除去
  • ズームモードは、リアルタイム、超解像技術を使用して、手の動きから欠落しているピクセルを再生成し、2/4/8 (望遠) 倍と 倍のスケーリングファクターにより、標準的なデジタルズーミング技術を超えるディテールを生成
  • ハイレゾモードは、通常の 12 MP カメラセンサーから 32 MP までの画像を生成でき、撮影した写真より細かいディテールを提供
  • 4. Halide – RAW撮影ができる手動カメラ


    Halide – RAW撮影ができる手動カメラ
    カテゴリ: 写真/ビデオ
    掲載時の価格: ?730

    iPhone/Apple Watch

     上下左右にスワイプやワンタップで切替できるマニュアル操作ができるカメラアプリ。

    Halide – RAW撮影ができる手動カメラの特徴

  • ジェスチャーを使用して、露出指数とマニュアルフォーカスを変更
  • フォーカス・ピーキングと強力なマニュアルフォーカス
  • 保存される画像フォーマットはRAW/JPG
  • 5. ProCam 7


    ProCam 7
    カテゴリ: 写真/ビデオ
    掲載時の価格: ?730

    iPhone/iPad/Apple Watch

     以前から、機能が豊富で標準カメラアプリを超える機能を提供してきたアプリです。iPhoneを限界まで使う4K MAXのビデオ撮影と4K MAXタイムラプス撮影は各々600円の別料金なのでちょっと考えどころです。全部揃えると2300円ほどになります。ただ機能は豊富です。

    ProCam 7の特徴

  • マニュアルフォーカス、露出度、シャッタースピード、ISO感度、ホワイトバランスの調整が可能
  • フォーカスと露出のフルコントロール (タッチフォーカス/タッチ露出)
  • フォーカス、露出、ホワイトバランス (WB) ロック
  • アスペクト比調整可能 (4:3/3:2/16:9/1:1)
  • 撮影種類は写真については、ポートレート/スローシャッター/バースト/ナイトモード/通常撮影(3D撮影はイマイチ)
  • ポートレートは広角と望遠レンズで可能
  • スローシャッターはモーションブラー/ライトトレイル/ローライト、時間は4秒/8秒/15秒/30秒/Bulb
  • バースト/ナイトモード/通常撮影では、レンズを広角/望遠/超広角/デュアル(広角と望遠を同時に撮影)
  • 写真フォーマットはHEIC/JPEG、RAWフォーマットはRAW+L/RAWの指定が可能
  • 設定をプロファイルとして保存しSiriで呼出可能
  • 著作権を保存しEXIF情報に追加。著作権のスタンプも可能
  • 6. ProCamera.


    ProCamera.
    カテゴリ: 写真/ビデオ
    掲載時の価格: ?980

    iPhone/Apple Watch

     このアプリは、先に紹介したProCamと常に競っているイメージがありましたが、今はProCamera.(アプリ名の最後にドットがあります)の方が優勢だと思います。ただこちらもHDRやスローシャッターで別に課金しないと使えません。

    ProCamera.の特徴

  • 手動・半自動・自動モード
  • 手動と半自動モードでフォーカスの調整がマニュアル操作で可能
  • 独立したフォーカスおよび露出コントロール
  • フォーカスピーキングを利用した手動フォーカス
  • RAW・TIFF・JPGおよびHEIFへの対応
  • 撮影モードは 自撮りモード/高感度モード/通常撮影/ポートレート/ビデオ/HDR/BOTHE(インカメラとアウトカメラの同時ビデオ撮影)
  • ポートレートと自撮り以外は3レンズ対応
  • 古いですが、日本語で書かれたページがあります。
    ProCamera 8 Archive – ProCamera + HDR – Turn your iPhone into a powerful digital camera

    7. Chromatica camera


    Chromatica camera
    カテゴリ: 写真/ビデオ
    掲載時の価格: ?370

    iPhone/iPad/Apple Watch

     シンプルながら、マニュアル操作可能なところは全部できる、写真を撮る機能だけなので比較的軽いアプリだと思います。無料の時にダウンロードして使ってみましたが、普通に良いと思いました。

    Chromatica cameraの特徴

  • マニュアル撮影可能で、3レンズ対応
  • 通常撮影モードとポートレートモードが選択可能
  • ホワイトバランス・ISO・露出・シャッタースピード・フォーカスのマニュアル操作が可能
  • フォーカスが合っているところの色が変わるフォーカスピーキング対応
  • 露出がアンダーのエリアを色替えで表示
  • 写真フォーマットはJPG/HEICそしてRAWにも対応
  • 3Dレベルのグリッド表示で真上から撮る時にも正確な真上がわかる
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    ARCHエンジニア

    投稿者プロフィール

    1994年からインターネット開始とともにホームページも開始(長くなるので省略)。iPhoneはiPhone 3Gから毎年切り替え派。写真の原点もここから始まり。海外・国内問わずiPhoneで撮った写真を提供し、iPhoneographyのキーワードを発信しながら普及活動も兼ね作品を出品。2015年 Apple World Gallery、Shot on iPhone 6(iPhone 6で撮影)で写真を提供、世界中のビルボード、新聞、雑誌に掲載。現在はiPhoneやアプリはあくまで趣味の範囲と割り切り、ロボットの開発に関わる仕事をしています。

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